人形から、人間へ。
人間から、もう一度人形へ。
5 ACTS / 15 SCENES
COLOR
覚醒後の姿を先に見せた後、日菜との出会いへ戻る。間違えても関係が終わらない時間の中で、主人公は初めて人間らしい感情を知る。
BETRAYAL
夕暮れの教室で「金目当て」「人形みたいで気味が悪い」と聞く。主人公は謝罪ではなく、再び愛されるための正解を日菜へ求める。
WHITEOUT
「人形」という言葉が幼少期を呼び戻す。両親、クラスメイト、最後には日菜の顔まで白い面と黒い手描きの渦に覆われる。
INVERSION
他人に作られた顔を鏡の前で捨てる。切った糸を自分の指へ巻き直し、自分だけを愛する人形として覚醒する。
ERASURE
日菜の矛盾した本心を拒絶し、刃を振り下ろす。ラストでは他人だけでなく、主人公自身の顔も白く塗り潰される。
自分で選んだ唯一の物。青い縫い糸は、不完全さの肯定。
壊れた物を直す糸が、最後には他人の声を閉ざす糸へ変わる。
他人の糸を切った少女が、最後には自分で自分を操っている。